営業日カレンダー
全国コウノトリ飛来情報
コウノトリ市民科学
目撃情報
スケジュール
戸島湿地便り
ククヒ湿地より
代表のつぶやき
活動報告
広報誌パタパタ
湿地ネットの概要
リンク集
お問い合わせ
ブログ カレンダー
« « 2019 5月 » »
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1
最新のエントリ
コウノトリ湿地ネットブログのトップへ
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

コウノトリ湿地ネットブログ - 最新エントリー

9月3日(金曜日)の午前
農村生態工学研究部会の皆さんがお越し下さいました。
農村生態工学研究会は、
農業土木学、農学、生態学などの関係者が集い、
農村生態工学(農村生態系に適応して生育・生息する生物群集の保全および農村生態系の修復と、
生産と生活の場である農村の振興という、二つの目的を融合的に研究するための「学」)を
構築する場として、研究部会を設立されました。

活動内容は
(1)共同研究の実施
(2)研究会、シンポジウムなどの開催
(3)研究成果の刊行、配布
(4)研究部会誌の発行
(5)その他、目的達成に必要な事業
です。

今年度も「農業農村工学会の全国大会」の日程にあわせて、
農村生態工学研部会の催しを下記のとおり開催されました。
テーマは環境配慮(生態系保全)施設の順応的管理で
水谷正一教授のもとに進められました。
概要は
『水田整備等の生態系保全の取組に関し様々な工法等が考案され対策が講じられてきた。
これらは、科学的な検討を経て実施されてきたものの、
事前予測と異なる生態系の反応や周辺状況の変化等により、
機能が十分に発揮されていない場合もある。
このため、モニタリングを通じて、
必要に応じ施設の修正や補修を行う「順応的管理」が重要である。
本セッションで順応的管理の取組事例や今後の展開方向について議論する』
現地調査として
・ハチゴロウの戸島湿地
・赤石地区(生態系保全型水田整備推進事業実施地区)
・兵庫県立コウノトリの郷公園
に来られました。

兵庫県但馬県民局豊岡土地改良事務所の柱谷課長さんが
戸島湿地の仕組みを説明され
コウノトリ湿地ネットの佐竹代表は
「順応的管理」と「みためし工事」の共通性にふれ
『生態系再生のための実験等は、
みためしの方法でいろいろと試してみて
結果を観察し、その上で次のステップを皆で考えながら進めていくという
考え方はとても大切で、このことは順応的管理につながるのではないか。
自然再生には公共的な工事の概念よりも
ボランティアやNPO、地権者等と、
どうした良いかを、お互いに知恵を出し合って議論しながら
進めていく方法が良いと思う』と話されました。

自然再生には、緻密な設計図を描いて、
そのとおりにすれば良しという方法ではなく、
実際に現場に入って、いろいろと一緒に考え、
ああだこうだと議論しながら、
試行錯誤していくことが大切だということを分からせていただきました。

身近なところで取り込みながら、現場で生じるいろいろな問題を、
多くの方々に共有して頂き、確認を重ねていくことが大切なのですね。




8月26日(木曜日)
川嶋建設さんにお願いして
幹線水路をグリ石で堰きとめる作業をして頂きました。

水路を遮断することにより
淡水域に入ってきた生きものを
湿地内に留めておくために
一部の水路で試す試みです。
湿地内へグリ石を運ぶのは困難なことで
まずは、農業用水路を鉄板で覆い
その上にグリ石を落とします。

そして、湿地内に一輪車が通れるほどの板を敷き

一輪車にグリ石を乗せて運び

水路に入れていきます。

ハチゴロウの戸島湿地は
海?河川?潟?水田?山林?湿地とがつながりあって
多様な生物相を形成しています。
そして、コウノトリの餌場として
採餌環境に配慮した湿地です。

良好な餌場となるように
湿地内に生きものが留まってくれるようにと願っての試みです。

猛暑のなか、若い衆3人組の息のあった仕事に
感心して見とれていました。
感謝。



今年の夏は暑かったですね。
この暑さはまだまだ続くようですが・・・
豊岡のコウノトリ達は元気にしているのでしょうか?
今まで冬の寒さや、台風、落雷には
どうしてるの?と心配してきましたが
日照続きのこの夏も・・・
管理棟に来られたコウノトリファンのS氏から
出石川の浅瀬で過ごすコウノトリの写真を頂きました。

コウノトリ湿地ネットの目撃情報にも出石川での様子が寄せられています。
8月24日
10:02 出石川・長砂橋近くの浅瀬でJ0428が採餌中。
10:12 出石川・長砂橋下流に南側から1羽飛来する。
10:27 J0363が南から長砂橋下流に飛来する。 
10:40 長砂橋と鳥居橋の間で4羽が採餌中。


8月25日
10:26 出石川・伊豆付近の浅瀬でJ0381・J0382・J0296・J0011の4羽が休憩中。
10:37 上空に1羽が飛来するも、4羽が一斉にクラッタリングして追い払う。
10:39 J0011・J0382が上流の新田井堰下流に移動する。
11:50 J0011・J0382の2羽が歩きながら下流に移動し、J0381・J0296と合流する。
    4羽とも水浴びしたり、行水(5分程度水につかったまま)したりして休憩中

戸島ファミリーは7月20日頃より、湿地内では見かけなくなりました。
8月19日の夕方、巣塔に1羽止まりましたがすぐに飛んでいってしまいました。
8月24日
09:30頃 ひのそ島にJ0294とJ0391
8月25日
07:45頃 ひのそ島南端付近でJ0294が採餌と休息
08:18頃 ひのそ島の閉鎖型湿地内でJ0294以外に2個体を確認
8月26日
07:57 出石町袴狭たんぼの中の農道にJ0022確認。羽繕い。
10:57 出石町鳥居橋下流J0294が休息


上の写真は、8月22日に
出石川の浅瀬で、成鳥5羽といっしょにいるJ0022とJ0023です。
(J0022とJ0023は今春、戸島人工巣塔から巣立った幼鳥です)
目撃情報のメンバーによると
J0022はJ0013(昨春、戸島人工巣塔から巣立ったオス)
J0023はJ0014(昨春、戸島人工巣塔から巣立ったメス)
と一緒にいることが多いそうです。
J0022(大きいヒナちゃん)は、しっかり者のお兄ちゃんと。
J0023(小さいヒナちゃん)は、
餌を見つけても別のコウノトリに横取りされてしまう
優しいお姉ちゃんと一緒にいるんですね。

安心、安心。
コウノトリでつながる仲間からの貴重な情報を頂き感謝、感謝。


8月21日(土曜日)の夜
『コウノトリの体のことを学ぶ会』を開催しました。

オスとメス、幼鳥と成鳥の見分け方、
栄養が足りているのかいないのか・・・
コウノトリフアンなら誰でも知っておきたいことを
雑学ではなく、しっかりと生体学として勉強する会を持ちたいと
コウノトリ郷公園の三橋獣医師をお招きし
『重箱の隅のコウノトリ学』という楽しいタイトルで進められました。

プロジェクターを使って
身体のしくみや特徴を説明して頂き
先生が作られた嘴や脚の模型を使って
手にとってみて、構造などを分からせてもらえたことは
大きな収穫となりました。

コウノトリ郷公園の西公開ケージで
コウノトリが苔を食べている写真は
新しい発見で
先生は、猫草みたいなものではないか?とおっしゃっていました。
苔を食べることによって
ペリットとして甲殻類の殻を吐きやすくする効果があるそうです。
戸島人工巣塔でも
苔のような?ものを食べているのを見ていましたので
納得のいくお話でした。

そして、成鳥と幼鳥の見分け方や
野生固体と足輪のない幼鳥の見分け方など
先生が苦心してみつけてこられたことを
丁寧に教えて下さいました。

最後に、
2008年7月6日に戸島人工巣塔から巣立ち
2009年1月8日に島根県斐川町で、交通事故により亡くなったJ0007は、
先生が調べられると、筋肉もしっかりつき
胃の中には、たくさんの種類の生きものがあったそうです。
自然豊かな斐川町を見つけて飛来し、たくさんの餌を食べていたJ0007。
冬の日の早朝から懸命に餌を探していたJ0007を偲んで・・・
斐川町の自然層の豊かさを想い、散会となりました。

三橋先生の嬉々としたお話は、楽しくとてもためになりました。
感謝。







8月18日(水曜日)の夕方
ケニア、東ティモール、アルゼンチン、エクアドル、
パプアニューギニア、ブータンの6カ国から
地域づくりにとりくむNGOスタッフ・地方自治体職員8名の
研修員の方々がお越し下さいました。

JICA大阪国際センターと関西NGO協議会の協働による
「JICA-NGO連携による実践的参加型コミュニティ開発」研修の一環として、
8月17日?19日の2泊3日で、豊岡市を訪問され
コウノトリ育む農法を作り上げていった経過を知る中で
農業による地域振興や環境問題と農業との関係性を考え
また、地域住民を適切にサポートしていった行政や
普及員の役割を学ぶことがねらいだそうです。

管理棟でコウノトリ湿地ネットの取り組みや
湿地の説明をして、湿地を見学していただきました。

絶滅危惧種のミズアオイの説明には
ぜひ花をみたいとのことで

湿地内を探しましたが・・・
蕾?しか見つからず、残念でした。
ミジアオイは、日照時間が長いと開花しないこともあるそうで
本当に残念。

湿地沿いの畑におられたおばちゃんから
お土産に、すいかと瓜を貰われ
大喜びして帰路につかれました。

家族のために暑さにも負けず
畑仕事に励まれている、日本のお母さんに出会えたことは
なによりだったかな。
お互いに、嬉しそうにしておられたことが心に残っています。