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コウノトリ湿地ネットブログ - 最新エントリー

      ビオトープ水田、大規模湿地、小規模湿地・・・ みんないっしょに学ぼう!と

 8月22日(土)13:30より  コウノトリ共生課主催の『湿地管理 座学&現地 研修会』に参加しました。


豊岡市内に、さまざまな主体による、さまざまな形態の湿地が増えてきました。
それぞれのやり方で頑張っているけど、湿地管理ってやっぱり大変!です。
  「この草、一体どうすりゃいいんだろう」
  「生きものの再生産って、できているのかなぁ」
共通するそんな悩みを、いっしょに考えてみようと
(株)建設環境研究所の 梅原 徹先生 をお迎えして、
座学&現地の研修会が開かれました。

 梅原先生から湿地の基礎知識を学び
湿地再生のすすめかたとして
(1)何のための湿地をつくるのか目標を決め
(2)地形や水条件を目標にあわせてt調査して
(3)自然の回復力を生かし
(4)時間をかけて
(5)経過をみながら手を打とう

 豊岡は目標(コウノトリの餌場、休息場所、どれだけの餌がいるのか)がはっきりしているので、
それぞれの湿地で何が出来るのか→それが分かれば→それぞれの湿地で何が担えるのか
考えながら実験していってほしいと、エールを送って下さいました。

 菅村先生は市内在住。私達の植物の先生で、いつもお世話になっている心強い存在です。


菅村定昌先生                       梅原 徹先生
 豊岡市立八条小学校教員                建設環境研究所大阪支店環境技術部技師長
 NPOコウノトリ市民研究所                NPO法人大阪自然史センター理事
 (画面左の方)                        (画面右の方)


 加陽ビオトープ水田 管理者代表 小西勝市さんが
管理状況の説明と、湿地内に繁茂するガマ、シバクサの対策を話され、
湿地にコウノトリが飛来するまでの取り組みを聞き、胸が熱くなりました。

 《最初の頃、畑に水を入れてコウノトリが来るのか・・・そこで、
地区のお年寄りの方に話を聞きに→「タニシがおらんとメダカがこんで」と言われた。
タニシ拾いからはじめ→タニシを撒くと→メダカが湧いて→水中昆虫が住み着いた。
そして< 11月29日、コウノトリ1羽が舞い降りた。》
管理者の皆様に拍手。


 ハチゴロウ戸島湿地 指定管理者 コウノトリ湿地ネット 副代表 佐竹節夫さんが
管理状況の説明と、魚は遡上しているのに、コウノトリの採餌環境にはなっていないことなどを話されました。

《ハチゴロウがいた頃の湿地が目標で、コウノトリの餌場とすることが目的。
6月?8月に一気に草が繁茂した。除草作業は、会員とボランティァでしているが、
特にキシュウスズメノヒエの除草に苦慮している。
地域全体が低湿地帯なので水の流入、排水が思うようにいかない。》

悩みや課題は多いけれど、目標・目的を胸に日々励んでいきたいと思いました。


 続いて、土渕(ひじうち)、福田(ふくだ)、奥小野(おくおの)、三木(みつぎ)、田結(たい)地区ビオトープ水田、ククイ湿地での管理状況や課題を聞き、ディスカッションを重ね、

 梅原先生から、
「湿地作りは環境作りとして大切なことで、基本的には、人が係わって造っていくもの。
資金、手間、努力をしないとコウノトリを住まわせることが出来ないのではないか。
悩みの草も、生えるべき環境があって、生えてくるのは仕方のないこと
手間をかけるしかないのだ! 
《労力と資金をどうしていくのか》考えながら、取り組み続けていって欲しい。
頑張ってください」

 参加者一同 「大変だけれど、頑張らんと」

それでは、現地視察 ハチゴロウの戸島湿地へ出発。

足取り軽く、暑い夏にも長靴は湿地歩きには必需品、マイ・シューズです。

真剣な顔、真剣な質問。
想い、想いの話し合い。  悩みも笑顔で話せます。

豊岡市 観光課長さんはガマの茎は食べられるよと・・・
「うまいで、食べてみ?」
「えっ?私に!」 せっかくですから・・・「エリンギ風キュウリ?」優しい味です。

「見事すぎます、ミズアオイ」
「ミズアオイまつりまで、咲いてて欲しい・・・」

視線の先は・・・みんな、なぜか笑顔ですが・・・

悩みの種の、キシュウスズメノヒエが繁茂して・・・

「これだけ生えれば壮観ですなぁ」 ハ・ハ・ハと笑いとばしましょう。
1ヶ月前の蒸し暑い日、この場所に草刈作業ボランティァに来てくださった
広島の(株)復建調査設計の方達も、コウノトリ共生課の皆さんも、苦労を忘れて笑顔です。

想いが繋がる仲間達、大勢で湿地を歩いて喧々諤々。
明日からまたと、力が湧きます。

楽しく、学び、充実した一日でした。

梅原先生、菅村先生
そして、この研修会を計画されたコウノトリ共生課の皆様に感謝。



ミズアオイの花は・・・
ハート型の可愛い葉っぱは、泥だらけになっていないかな?
心配で・・・
休館日の朝、湿地の中を歩いてみました。





下のほうの花びらは、流されてしまったよう・・・
背伸びして?がんばってた、上のほうの花は元気です。
流された花の分まで咲いててね。

ハート型の葉っぱも、泥の養分を貰ったのかな?

「心配無用」

雨の雫で光ってる。


雨上がりの湿地から、
葉っぱの声が聞こえてきそう・・・



休日の朝、湿地の景色をひとりじめ。

皆さんも、コウノトリの留守の間に、湿地の散策いかがですか?
どうぞ、お越し下さい。






 集中豪雨に台風に、雨ばかりが続きます。
ついに、円山川が氾濫し湿地内も水浸し、仕切り堤防を越えてしまいました。




せっかく芽吹き始めたミズアオイの花も水のなか・・・
背高のっぽの花だけが、精一杯水にのみ込まれないようにと健気に咲いています。
どうかこれ以上水が増えませんように。


水路では、サギの幼鳥が目をまるくして小魚を狙っています。
サギ坊?(嬢)にとってはごちそう日和なのでしょうね。



サギ坊(嬢)も、雨にも負けずがんばっています。






 今年の夏は雨の日が多く、そのせいか草の勢いが強いように思われます。 
湿地内で、ミズアオイの花が咲き始め喜んでいましたが、
周りの草もグングンも伸びて、 
このままではコウノトリが降りられなくなるのでは・・・
ミズアオイの花も、周りの草に覆われてしまう・・・と、
 近畿大学OB会の方達と日本大学の学生さんが草刈作業に来て下さいました。

当日は雨降りで蒸し暑く、全身雨と汗でずぶ濡れ状態のなか
ミズアオイの周りの草を、丁寧に刈って下さいました。

感謝、感謝の一日でした。

皆様、ホントにありがとうございました。






皆様は、ミズアオイの花をご存知ですか?

戸島湿地では、7月の中旬から、普通なら夏に花茎を立て初秋に
咲かせる青紫の小さな花が咲き始めました。

この花は、環境省が絶滅危惧II類に指定している希少植物です。
昔は、日本各地の田畑のあぜ道や湿地に多くみかけましたが、
農薬などの使用により、現在では自然に咲いている姿を
あまり見かけなくなりました。

この花のことを調べてみるといろいろなことが分かりました。

昔は、水葵を みづあふひ 【雨久花】とも書いたそうです。
葵という文字が名前にあるのも、名前は、葉のかたちが
「アオイ(葵)」に似ていることから、使われたようです。
ちなみに、「葵」という漢字は四方に向けて花が開く植物の名前に
使われていて、分かりやすいのが「向日葵(ひまわり)」などになります。

水葱(なぎ)と昔は呼んで葉を食用にしたそうです。

花の咲く頃にあわせて8月29日の誕生花であり、花言葉は

『前途洋々』

goo辞書で言葉の意味を調べてみると

今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。
「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。
「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている様子。
前途が大きく広がっていることを表す。

となっていました。

オープンして半年がたち、戸島湿地の未来を語ってくれているようで
嬉しくなりました。




水葵(みずあおい)科ミズアオイ属
学名 Monochoria korsakowii
英名 Mizuaoi


ミズアオイの花を見にお越し下さい。