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コウノトリ湿地ネットブログ - 最新エントリー

1月9日(日曜日)
朝から湿地の淡水域南側で採餌をしていた戸島ペアは
下島田んぼあたりへ移動し
お昼前から1時間ばかり仲良く巣塔にいました。
風の強い日でしたが、風上に向かい2羽で寄り添い立っています。 



14時30分に 淡水域南でJ0294J0391が採餌しているのを見つけ
コウノトリ郷公園の西公開ケージに行かないことを確認して
1450分、汽水域に作られた池にワカサギ1キロを入れました。
私がまだ仕切り堤防まで戻らないまでに、2羽で池へ行き食べ尽くしました。



食べたあとも2羽で仲良く仕切り堤防に上がり、しばらく佇んでいましたが
1630分に、 J0294は下島田んぼ方向へ飛んで行き
1715分には J0391も飛び去っていました。
強風であったため、巣塔でのねぐら入りはやめて
下島の田んぼへ行ってしまったのでしょうか?



ハチゴロウの戸島湿地では、25日?30日まで淡水域の工事をしました。
その際、強制排水をしたことにより
生きものが少なくなっているであろうことや、
鳥インフルエンザ予防のため、西公開ケージでの給餌がおこなわれないなどから
12月30日からコウノトリの様子を見ながら、給餌をはじめています。
1月8日はJ0391が食べ、9日、10日は2羽(J0294とJ0391)で食べました。

給餌については、いろいろな意見があり
餌がなくなるこの季節、そしてまた繁殖期に入るこの季節になると
給餌についての話し合いをします。
私はこの頃になると・・・いつも考え込んでしまいます。
心の中の『?』が治まらないのです。

そこで、この場をお借りして
私の『?』を整理してみます。

はじめは、「お腹がすいているのだろう・・・」「生きていてほしい」から
「繁殖してほしい」「ヒナを巣立たせてやりたい」
そして、「ここにいてほしい」という願いを胸に給餌をしていました。

次に、「自然環境が整っていないのだから、それを補うため」と
(コウノトリが近隣のヘビなどを食べ尽くさないためなどですが、科学的なデータはありません)
「繁殖期に限り、ヒナの分を」と足りない分を補うための給餌と、自分なりに納得していました。
(観察しているくらいで、データはないのですが・・・)
「将来は、体力をつけて、大陸へ渡らせてやりたい」とも思ったり。
(給餌に頼っている個体にできるの?)

『願い』は・・・つきません。

「願いを叶えるために給餌をするの?」
そのことが、コウノトリにとっていいことなのだろうか。

「自然界のリズムに合わせて、もっとゆっくりでもいいのでは?」
と、いうことは?
「コウノトリの今のお腹を満たすことも大切だけれど・・・
5年後、10年後のコウノトリのことを考えてみることも・・・」
それじゃぁ、どうするの?
「・・・ ・・・ ・・・」

今、
私は、指定管理者として
コウノトリ湿地ネットの会員として
この手で給餌をしています。

『?』 を抱えながらも
出来るだけいい常態の餌を、無駄にしないように与え
周りの環境に、迷惑をかけないように気を配ることも大切にしたいと思っています。

我が代表は
「給餌は是か非かの議論など、まさにコウノトリへの愛情からでているのです」と
『つぶやき』で、述べられていますが・・・

『愛』にも、いろいろありまして・・・・覚悟をきめて・・・

 すきなところへ飛んでいき
 すきなところで暮らしてほしい   

それが、豊岡なら・・・うれしいんだけど。

コウノトリに選ばれる努力をしないとね。


 

今日の「コウノトリ目撃網」から
 
11:40 香住「播磨屋」北東の電柱に1羽止まっている。(太垣さん)
 
戸島湿地情報
08:30 湿地近くにコウノトリはいない。淡水域の水位、50cm。汽水域の水位、24cm。
13:20 汽水域巣塔の下あたりで1羽採餌。
13:30 淡水域でJ0294とJ0391採餌。
14:00 ワカサギ1キロ給餌。2羽で食べる。以後湿地内にいる。
17:23 巣塔に1羽上がる。
17:35 1羽でねぐら入り。
 
2008年5月から始まった田結地区放棄田での水辺づくりは、ささやかなものでした。
 最初に思いついたのは、「水を溜めよう」でした。
放棄田は、どこでも乾燥化し、草地になり、やがてブッシュ化して山林化してしまいます。
「コウノトリが舞い降り続けるには、餌となる水辺の生きものを増やさねば」との思いから、
荒れた個所の水漏れを防ぐために、数人で畦を補強し、簡単な池をつくってみました。


〈 さーて、どこから・・・〉


〈 まず、水漏れ・・・〉

〈 小さな池を・・・・〉
 
 この程度なら、奥地でもあるし、地区の人も一緒だし、
土地所有者の了解はいらないだろうと・・・。
けれどもやはり気になるので、以後は区長と事前に相談してから取り掛かるようにしました。
相談の都度、区長さんからは「大丈夫、問題なし。
土砂の流出を防ぐのだから」との回答です。
地元地区の理解があり、好意的なことが、
活動するにはとっても重要です。
「ありがたいな」と、このときはそれくらいの認識だったのです。
 
 湛水化して湿地再生する活動は、徐々に地区内に周知されることとなり、
役員(9人)さんたちもスコップや草刈機を持って一緒に作業されるようになりました。
 2009年からは、兵庫県や日本経団連自然保護基金から助成も受けたので、
大々的な作業となってきました。7月には住民総参加で行われたのです。
行なったのは、入り組んでいた元の棚田に板柵で直線の畦を設けて水を溜めるというものです。

 
〈板柵を設置して〉

〈土を盛ります〉

〈 畦と湿地が・・〉
 
 さすがにここまで来ると、
地権者の方たちは誰かが文句を言うだろう、との思いが頭をかすめます。
土地の境界線であった畦が崩れてなくなり分からなくなっているとはいえ、
自分の土地(元水田)に大勢の他人が入り、個人の境界を無視して湿地を造成するのですから。
私「ほんとに大丈夫?」役員「大丈夫!」
 私の中では、もう「ありがたい」を通り越して「なんだかすごいことになったな」と。
でも、こちらからはことさらにそのことを強調して発言することは控えていました。
よそ者が軽々に言うべきではないと思ったからです。
 
 2010年の作業は、外部からの応援者も参加して、
総勢70名という大がかりなものになってきました。
それに伴い、私も少しずつ、言葉に注意しながら、発言や文書で公言しだしました。
曰く、「コウノトリが舞い降り、新たな光を投げかけてくれたこの谷を、
地域の人々は個人個人の財産ではなく、
地域全体の共有財産(資源)として捉え直そうとされている」と。
 それって、かつての「入会(いりあい)」のようなものになるのでしょうか?
 
 以下は、続きで。

 
7日、16時50分頃
愛媛県東温市工業団地前の重信川上空で1羽旋回し、北側堤防に降りた。
との情報が管理棟に寄せられました。


愛媛県西予市J0009の情報が
「甦れコウノトリ」のホームページに載っています。
http://www.geocities.jp/rosewoodrose97/kurashiki11.1.9.html

今日は豊岡盆地を北から南へとコウノトリを探しに出かけてみました。
豊岡盆地は年末からの雪に覆われたままです。根雪にならなければいいのですが。
第1回放鳥があった最初の冬もかなりの積雪がありましたが、
放鳥コウノトリたちはほとんどコウノトリの郷公園内ですごしていましたから
さほど心配する状況ではありませんでした。
今年の冬は、野生復帰にとって最大の試練の冬になるかもしれません。
コウノトリを見守ること、そして考え行動することが問われる年かもしれません。
では今日の「コウノトリ目撃網」から
 
11:50 百合地巣塔に二羽止まっている。すぐ一羽佇むに降りる。J0025。また残りの一羽も同じ場所に降りる。J0275。(宮さん)
12:15 伊豆巣塔南のたんぼにJ0381J382 足輪無しの三羽。羽繕いしている。J0382は水路から上がってきた。(宮さん)
12:45 出石町大谷水路横のたんぼに一羽佇む。J0013 飛び立って近くの水路に入る。(宮さん)
13:45 コウノトリの郷公園西公開ケージに計17羽の放鳥個体がいた。給餌待ち。
     J0001J0002J0008J0012J0017J0019J0020J0021J0296J0362JJ0384J0389J0399J0405J408J0426エヒメ
16:01 コウノトリの郷公園西公開ケージ15時過ぎて給餌。18羽。J001J002J384J389J296J362J405J408J008J012J020J399J426J017J015J019J021エヒメ。尚久美浜馬路奥の金谷地区に一羽この頃いるそうです。地元のから見えていた方の情報。(小谷さん)
 
戸島湿地情報 森さん
08:30 湿地近くにコウノトリはいない。淡水域の水位、36cm。汽水域の水位、29cm。
08:50 淡水域南でJ0294採餌。
09:20 淡水域南でJ0294とJ0391が採餌。
09:30 J0294とJ0391下島田んぼあたりへ移動。
11:25 J0294とJ0391巣塔にいる。
12:26 見失う。
14:30 淡水域南でJ0294とJ0391が採餌。
16:30 J0294下島田んぼ方向へ飛んで行く。J0391は淡水域真ん中に立っている。
17:15 J0391もいなくなっている。