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コウノトリ湿地ネットブログ - 最新エントリー

ハチゴロウの戸島湿地は完成から半年が過ぎ、いい面と悪い面がはっきりしてきたように思います。
例えば、魚はたくさん入ってきましたがコウノトリの採餌場所にはなり得ていません。
雑草の繁茂がものすごくて負けそうです。
今後の湿地管理の方向について、兵庫県立大学三橋先生、(株)復建調査設計、
豊岡市コウノトリ共生課の皆さんを交えて
徹底討論したいと、湿地管理検討会を開きました。

夕刻6時から、各自夕食を持参して集まり、延々4時間の意見交換。
まだ、話し足りなくて玄関先で30分。
結論を急がず、検証出来る範囲内で進めていこうということになりました。

この話し合いをどのようにまとめるか・・・と思案していたところ、
三橋先生より
「先日の会合はご苦労さまでした。
会合でのおさらいをしておきたいと思います」とメールを頂きましたので、
三橋先生のまとめを参考にさせて頂き、皆さんにお知らせいたします。

・コウノトリが餌を食べにこないのは、みかけの餌量が少ないのか、開放水面が少ないのか、餌自体少ない か らなのか、良く分からないので、この部分を明らかにする必要がある。
・かつての戸島湿地でハチゴロウが餌を食べていた状態と、水深等はほとんど変わらない。違いは、水路の深みがないこと、開放水面が多いことである。
・対策としては、
(1)仕切りをつくって魚類を囲って魚影が見えるようにする(サギの餌場になるだけかもしれない)
(2)強制排水をおこなう.
(3)深みのミゾの部分をコンパネ等で閉鎖して、深みから出てくるように仕向ける。
・まずは、(1)をテストしてみるのが良い。(1)については、植生管理をユニット化して進める上でも重要であり、コンパネ、波板もしくは間伐材等にて数十メートルの範囲で区切りを設ける(田結の畦作成と同じ方式)。
・(2)の強制排水については、秋期以降の潮位の度合いなどをみて実施すること。3)のコンパネによる仕切 りは、今のところは見合わせて、様子をみる方向。
・草刈りに関する作業量と効果の対応データを取得しておくことが大切
・小型の耕耘機等について、業者lの農機具屋にヒアリングをおこない、湿地管理に向いている機種があれば紹介してもらう。
・山際の湿地も、カエルの生育を考えた際には重要となる。整備については秋以降に検討。
・キシュウスズメノヒエは、刈り取ってもすぐに映えてくるが、定期的に処理することで弱らせることで開放水面を確保するしかない。
・コウノトリの繁殖時期に湿地の手入れをどうするか。少しぐらいならば、問題ないという見方もある。
・ガマなどは即座に抜くのがよい。団体でボランティアに来られた際にはガマ抜きが良いメニューになる。
・楽々浦湾との連接水路については、河床および護岸に空隙が少ないために、生物量はいまいち伸びていない。プランター部分へのヨシの植栽や礫の投入など、いくつか対策が必要であるが、それほど難しいことではない。

その他に
・ひのそ島によく飛来する理由を把握すべきではないか
・湿地白書として、県、国、市、民間&個人がすすめている湿地づくりの現状を把握して、とりまとめる。
・湿地づくりの行動計画のようなものを整理しておく必要がある。
・湿地づくりにかかる費用、時間などの労力関係を積算根拠表のようなかたちで整理しておくことが大切。

以上、湿地管理検討会のまとめです。

管理の仕方を考え、話し合い、計画を立てて、行動すること。
解りやすく、私達の力量に合わせた湿地管理計画書を作り、
実際の作業量と時間、その効果を記録したいと思うのですが
具体的に、誰がどのようにするかなど課題がいっぱいです。
しなければならないこと、やってみたいこと、これもまたいっぱいで、
途方にくれることもしばしば・・・
♪やってやれないことはない、やらずにできることはない♪
まあ、ぼちぼちといきましょう!





兵庫県主催 『コウノトリと共生する地域づくり講座』 の講師として豊岡に来られ、
講座が始まる前に管理棟へお越し下さいました。

宇根豊さんのお名前をはじめて伺ったのは、私の愛読書「婦人之友」です。
婦人之友2003年3月号座談会「虫が教えてくれたこと」のなかで、
福岡の宇根さんの田んぼでは、10アール当たり5000匹のトンボがいて、
ご飯1杯に1匹のトンボという割合になると話されていました。 
1杯のご飯に1匹のトンボ・・・1杯のご飯を食べながら田んぼの景色が浮かんできます。
安心して「いただきます」ですね。
お名前と人生とが重なり合い、忘れられない人となりました。

宇根さんは、水田の減農薬運動から、減農薬という言葉と虫見板を全国に広め
NPO法人「農と自然の研究所」の代表を務められています。

コウノトリ湿地ネット作成の「命の循環する豊岡の里」
(会員が今まで撮った餌生物の写真を四季ごとにまとめたポスター)
を見られお褒めの言葉を頂きました。

奥さまは、今年のコウノトリの繁殖の様子を丁寧に見て下さり、

宇根さんが、「ふたりで写真を撮って貰おうよ」と言われると、そっと寄り添われ
仲良し、同志のご夫婦です。

ご自宅での原稿書きは、家族一緒の居間でなさるそうで、
家族が一緒の部屋にいることが、環境にもいいことなんだとおっしゃっていました。納得。

コウノトリ郷公園の菊池さんと、今日の講座についてお話中。
菊池さんは社会学がご専門で、市内空き店舗を利用して「鶴見カフェ」を開き、
お茶を飲みながら、コウノトリや地域づくりの話を市民が気楽に話し合える場を設けて、
菊地さんならではの親しみやすさで、地域の活性化を進めておられます。

宇根さんの今回の講演の内容は、
「野辺歩きや、田まわりをしながら、生きものへのまなざしの復興を目指します」です。
宇根さんの言葉からは風景が浮かび、優しさが込められています。
カタカナや外国語、造語もなく、心にすっと入ってきます。
私は環境のことは、誰にでも解り易く心に響く言葉で話してこそ広まり、繋がっていくのだと思うのです。

帰り際、城崎小学校6年生が作ってくれた「ハチゴロウの戸島湿地」の看板を
「いいねえ」と見つめられるお二人。

お二人をお見送りしてもう一度、婦人之友の座談会の記事を読み返し、
『「ぼくは、「ただの虫」の調査を、百姓の仕事のひとつにしたいと思っている。
そうすると、子供も仕事が手伝える。
百姓仕事は、単に食べ物を生産するだけでなく、
食べ物を支えている一切のものを把握する仕事だと思う。
子供達がもっともっと、思いきり田んぼの中に入って遊んだり、虫を捕まえたりすれば、
農業は再生できるのではないか』
田んぼが環境を守っていることが明らかになった今、
農業を職業にしなくてもなんらかの形で繋がっていたいと思う。
まず私に出来ることは、コウノトリ育むお米を購入しつづけることかな。
そして、生産性はないけれど「水辺をふやす」ことも、
環境を守っていくことに繋がっていくのだと改めて確信しました。

=ハチゴロウの戸島湿地で歌いたい詩=

   春の小川は さらさら流る
   岸のすみれや れんげの花に
   匂いめでたく 色うつくしく
   咲けよ咲けよと ささやく如く

   春の小川は さらさら流る
   蝦やめだかや 小鮒の群に
   今日も一日 ひなたに出でて
   遊べ遊べと ささやく如く
 
   春の小川は さらさら流る
   歌の上手よ いとしき子ども
   声をそろえて 小川の歌を
   歌え歌えと ささやく如く        <春の小川:元詩>


豊岡市が提唱する 『生物多様性からのCO2削減』 理解するのが難しかったのですが・・・
心のなかに風景を描くことで、解らせていただきました。




昨年、ハチゴロウの戸島湿地で生まれた三兄妹、
名前は無くて、J007,J008
J009は上郡町で「幸ちゃん」と呼ばれています。
J009とJ008は、元気に過ごしていますが、
J007は、お正月があけてまもなく、島根県斐川町で交通事故により死亡が確認されました。

三兄妹のうち一番最後に巣立ちしたJ007は、
足輪を付けられることも無く、早くから自立し、
ハチゴロウの生まれ代わりだろうか、自由に大空を飛んで・・・と楽しみに見守っていました。
死亡が確認された時は残念で、自宅のピアノの上に写真を飾り冥福を祈りながら、
三羽とも無事巣立ちした時の感動を思い出していました。
管理棟がオープンしてから、斐川町近くにお住まいの方が来られ、
元気に餌を食べている写真を見せて頂き、飛来先の住民の方からも見守られていたのだと嬉しかったものです。

そして今回は、子供達も一緒に斐川町エコクラブ20名の方が来て下さいました。

J007が生まれた人工巣塔を見て、コウノトリや湿地の説明を聞いて頂き、
雨が降っていましたが外に出て、

起伏ゲートの説明には興味津々です。
魚の遡上するところが見たいね。

水に浮いている観察棟は、子供達の関心をひき「このまま海までいこうや」と頼もしい言葉。

仕切り堤防を一緒に歩きながら豊岡のコウノトリの話や、斐川町の話をして

植物の好きなおばあちゃんに見せてあげたいと、
ミズアオイの写真を沢山撮ってる男の子、優しいね。
「私の家のそばでコウノトリが死んでいたんよ」と女の子、大きくなっても忘れないよね。
帰るまでには萎れてしまうかも知れないけれど・・・ミズアオイの花を持って帰って、
おばあちゃんに見ていただき、J007にお供えしてねと約束して・・・
何度もお礼を言われながら、こちらこそ「ありがとう。ようこそ、お越し下さいました。」
J007で繋がる私達。そう、初対面でも私達になれちゃうね。





朝からしとしと雨が降り、今日の作業は中止かな?と思って出勤すれば・・・
私より早いご出勤。反省、反省。すいません。

今日は湿地内に繁茂するガマを刈るぞ!と雨のなか
先日も草刈りをして下さった、賛助会員の中村夫妻と宮村会員、・
後姿にお辞儀をして見送ります。

館内の掃除をしながら湿地を見ると
へえー、湿地の中に入っての草刈りだ。
たいへんだあー

デスクワーク中の私の耳にくぐもった草刈り機の音が離れません。

雨はまだまだ降ってます。草刈り機の音も響きます。
大丈夫かなあ、心配になってきました。

爽やかな笑顔でお帰りなさい、ありがとう!

全身ずぶ濡れで、風邪ひかれませんように。
「お風呂行ってくるわ」これまた、笑顔でさようならと。
ホンとに頭が下がります。私も見習わなきゃとしっかり心に留めました。



 「コウノトリ育むお米」は、
野生復帰するコウノトリが住みやすい環境作りの一環として作られたお米です。
「無農薬米」と「減農薬米」があり、
「無農薬米」は、栽培期間中、農薬や化学肥料は一切使用しません。
田んぼでは1年を通してたくさんの生き物が命を育む姿が見られ、
農家さんの愛情が込められている安心・安全なおいしい お米です。
「減農薬米」は、自然豊かなコウノトリの餌であるドジョウなど、
田やその周りに棲む生物が十分に生息できるよう減農薬農法に取り組み、
さらに冬にも田に水を張るなど、生物に配慮した農法により生産されています。
生態系、自然環境に配慮した農法で育成されたおいしいコシヒカリです。
 私も豊岡駅通りにある『地米屋』さんで買って食べています。

 「コウノトリ育むお米」は
イトーヨーカドーの関東およびその周辺地域111店舗で、
5月27日から「コウノトリ育むお米」の販売が開始されます。
お求め安くなりましたので、皆様もぜひお買い求め下さいね。
 管理棟には、今まで13名の「コウノトリ育むお米の購入者」の方が来て下さいました。
今回は、栃木県、東京からのお客様です。
湿地の説明をさせて頂いている時に、上空を1羽のコウノトリが飛んできて、
「なんだか幸せな気分です」と喜んで頂けました。

こちらは、JA但馬の係りの方とお友達。

初対面同士、会話が弾んでいます。

湿地を散策されてから、シソジュースを飲んで頂きました。

栃木県のお客様からは、「但馬はいいところですね」とお褒めの言葉を頂きました。

コウノトリ育むお米を食べてる人、全員集合!これからも食べ続けて下さいね。

豊岡への旅にようこそお越し下さいました。