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コウノトリ湿地ネットブログ - 最新エントリー

2008年5月から始まった田結地区放棄田での水辺づくりは、ささやかなものでした。
 最初に思いついたのは、「水を溜めよう」でした。
放棄田は、どこでも乾燥化し、草地になり、やがてブッシュ化して山林化してしまいます。
「コウノトリが舞い降り続けるには、餌となる水辺の生きものを増やさねば」との思いから、
荒れた個所の水漏れを防ぐために、数人で畦を補強し、簡単な池をつくってみました。


〈 さーて、どこから・・・〉


〈 まず、水漏れ・・・〉

〈 小さな池を・・・・〉
 
 この程度なら、奥地でもあるし、地区の人も一緒だし、
土地所有者の了解はいらないだろうと・・・。
けれどもやはり気になるので、以後は区長と事前に相談してから取り掛かるようにしました。
相談の都度、区長さんからは「大丈夫、問題なし。
土砂の流出を防ぐのだから」との回答です。
地元地区の理解があり、好意的なことが、
活動するにはとっても重要です。
「ありがたいな」と、このときはそれくらいの認識だったのです。
 
 湛水化して湿地再生する活動は、徐々に地区内に周知されることとなり、
役員(9人)さんたちもスコップや草刈機を持って一緒に作業されるようになりました。
 2009年からは、兵庫県や日本経団連自然保護基金から助成も受けたので、
大々的な作業となってきました。7月には住民総参加で行われたのです。
行なったのは、入り組んでいた元の棚田に板柵で直線の畦を設けて水を溜めるというものです。

 
〈板柵を設置して〉

〈土を盛ります〉

〈 畦と湿地が・・〉
 
 さすがにここまで来ると、
地権者の方たちは誰かが文句を言うだろう、との思いが頭をかすめます。
土地の境界線であった畦が崩れてなくなり分からなくなっているとはいえ、
自分の土地(元水田)に大勢の他人が入り、個人の境界を無視して湿地を造成するのですから。
私「ほんとに大丈夫?」役員「大丈夫!」
 私の中では、もう「ありがたい」を通り越して「なんだかすごいことになったな」と。
でも、こちらからはことさらにそのことを強調して発言することは控えていました。
よそ者が軽々に言うべきではないと思ったからです。
 
 2010年の作業は、外部からの応援者も参加して、
総勢70名という大がかりなものになってきました。
それに伴い、私も少しずつ、言葉に注意しながら、発言や文書で公言しだしました。
曰く、「コウノトリが舞い降り、新たな光を投げかけてくれたこの谷を、
地域の人々は個人個人の財産ではなく、
地域全体の共有財産(資源)として捉え直そうとされている」と。
 それって、かつての「入会(いりあい)」のようなものになるのでしょうか?
 
 以下は、続きで。

 
7日、16時50分頃
愛媛県東温市工業団地前の重信川上空で1羽旋回し、北側堤防に降りた。
との情報が管理棟に寄せられました。


愛媛県西予市J0009の情報が
「甦れコウノトリ」のホームページに載っています。
http://www.geocities.jp/rosewoodrose97/kurashiki11.1.9.html

今日は豊岡盆地を北から南へとコウノトリを探しに出かけてみました。
豊岡盆地は年末からの雪に覆われたままです。根雪にならなければいいのですが。
第1回放鳥があった最初の冬もかなりの積雪がありましたが、
放鳥コウノトリたちはほとんどコウノトリの郷公園内ですごしていましたから
さほど心配する状況ではありませんでした。
今年の冬は、野生復帰にとって最大の試練の冬になるかもしれません。
コウノトリを見守ること、そして考え行動することが問われる年かもしれません。
では今日の「コウノトリ目撃網」から
 
11:50 百合地巣塔に二羽止まっている。すぐ一羽佇むに降りる。J0025。また残りの一羽も同じ場所に降りる。J0275。(宮さん)
12:15 伊豆巣塔南のたんぼにJ0381J382 足輪無しの三羽。羽繕いしている。J0382は水路から上がってきた。(宮さん)
12:45 出石町大谷水路横のたんぼに一羽佇む。J0013 飛び立って近くの水路に入る。(宮さん)
13:45 コウノトリの郷公園西公開ケージに計17羽の放鳥個体がいた。給餌待ち。
     J0001J0002J0008J0012J0017J0019J0020J0021J0296J0362JJ0384J0389J0399J0405J408J0426エヒメ
16:01 コウノトリの郷公園西公開ケージ15時過ぎて給餌。18羽。J001J002J384J389J296J362J405J408J008J012J020J399J426J017J015J019J021エヒメ。尚久美浜馬路奥の金谷地区に一羽この頃いるそうです。地元のから見えていた方の情報。(小谷さん)
 
戸島湿地情報 森さん
08:30 湿地近くにコウノトリはいない。淡水域の水位、36cm。汽水域の水位、29cm。
08:50 淡水域南でJ0294採餌。
09:20 淡水域南でJ0294とJ0391が採餌。
09:30 J0294とJ0391下島田んぼあたりへ移動。
11:25 J0294とJ0391巣塔にいる。
12:26 見失う。
14:30 淡水域南でJ0294とJ0391が採餌。
16:30 J0294下島田んぼ方向へ飛んで行く。J0391は淡水域真ん中に立っている。
17:15 J0391もいなくなっている。
 

あけまして おめでとうございます。
 コウノトリ湿地ネットは、今年もコウノトリの生きざまにこだわりながら、
湿地づくりに邁進していきますので、よろしくお願いします。
 
 この「代表のつぶやき」を評して、
「つぶやきにしては文章が長い」とか「つぶやきのくせに回数が少なすぎる」
などの声を聞きますが、これはどうも、今年も改善はされそうにありません。
悪しからずご了承いただいて、お付き合いください。
 
 大晦日から元日にかけて、この豊岡も一気に大雪となりました。
積雪量で言えばかつてほどではありませんが、何せ雪の降り方が尋常ではありません。
近年は、
雨の降り方が局地的で、たまたま集中豪雨に見舞われた所が大災害を被るという格好で、
「観測史上初」との言葉がやたら多くなってきました。
今度は雪です。どうやら、ほんとに地球が壊れだしたのでしょう。
そんなときでも、政界では権力闘争やらで、どことくっつくかが連日の話題ですし、
テレビはバラエティ番組が主流です。
その間に領土問題が起こったり、核兵器はなくならないし・・・。
 
 私も軽薄人間ですが、
せめて「 コウノトリ」を考えるときにはどっしりとした展望を持ちたいと思うのです。
我がコウノトリ湿地ネットの森事務局長は、
「上を向いて鳥を見るのもいいが、下を向いて地面を見ることも大事」と言っています。
 それならば、ここで「土地」について考えてみよう、というわけで、
再度、田結地区の魅力について、私の思うことを述べてみたいと思います。
田結地区での取り組みの中で、そこに住む住民と土地との関係の変化の過程に、
将来展望への大きな鉱脈がありそうに思うからです。
 
 「耕作が放棄された土地(元水田)に水を溜めて湿地状にし、
水辺の生きものを復活させてコウノトリの餌場にする」というのが、
田結地区での自然再生の基本取り組みです。
 
 山に挟まれた谷は、当たり前ですが奥に行くほど地盤が高い傾斜地です。
そこを田んぼに造成したのですから、
完成した形状は、これも当たり前で棚田状になっています。
畦を設け、水漏れを防ぐために畦塗りをして管理されてきました。
それが、40年ほど前の第一次減反政策の頃から徐々に耕作放棄田が広がり、
ついに5年前を最後に全ての水田が耕作されなくなってしまいました。
年月が経つうちに畦は崩れ、やがて元の緩やかな傾斜地に戻っていきます。
畦は地番境界でもあったので、
畦がなくなることは個人所有地の境界線が分からなくなることでもありました。
下の写真は、2008年5月の状況です。

 
 この年の4月に、
ハチゴロウの戸島湿地で営巣していたコウノトリのペアが突如舞い降りました。
それからは頻繁に飛来しては餌を探し、食するようになったものですから、
村はにわかに活気づいてきました。
コウノトリ湿地ネットは、いち早く駆け付け、水辺を良くしようとの作業を開始しました。
 
以下は、続きで。


 
岡山県倉敷市でJ0006(●)
愛媛県西予市でJ0009(●)
が地元の人たちに見守られながら元気でやっているようです。


豊岡では伊豆幼鳥(足環がついていません)の2羽の情報が入ってきません。
どこか皆さんのお家のあたりまで出かけているかもしれません。
コウノトリを見かけたら、コウノトリ湿地ネットまで情報をお願いします。