5月11日(土曜日)の夜、獣害防止網にかかって衰弱していたJ0130♀が
コウノトリの郷公園により保護されました。
J0130はJ0057♂とペアになり
豊岡市出石町森井人工巣塔で産卵し1日には孵化が確認されていたようです。
12日より、J0057一羽での子育てを応援したいと
森井地区老人会、豊岡市コウノトリ共生課と連携して
餌の支援とヒナの見守りを続けています。
地域の方によるとヒナは3羽とのことで何とか確認したいと思っていたところ
15日の朝に、和歌山から観察に来られていた中田会員が
ヒナ3羽を確認されました。
(時々交代で顔を見せてくれます。写真提供 中田安造氏)
↓
ヒナ3羽を一羽で育てるのは大変だろうと
巣塔近くにタライを置いて給餌しています。
J0057は、すぐに帰巣し吐き出してヒナに与えています。
J0057は、巣の近くの田んぼに降り
人の気配も何のそので、一生懸命採餌をして帰巣し
足らない分を給餌に頼っているように見えます。
カラスが飛来すると、大急ぎで帰巣しています。
私たちは観察記録、給餌記録、採餌量を記録するとともに
カラスやトビが餌をねらって巣の近くに来ると
手を叩いて追い払うのも当番の役目としています。
地域の方も代わる代わる観察に来てくださり
餌の状態も見てくださっています。
母鳥が戻れることを祈りながら
地域、行政、NPOでできることをしていきたいと思っています。