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コウノトリ湿地ネットブログ - 活動報告カテゴリのエントリ

7月7日(木曜日)
東京秋葉原にあるUDX4F「UDXギャラりー」にて開催された
『豊岡エキシビジョン2011』が開催されました。



豊岡では、絶滅したコウノトリを再び野に帰そうとする取り組みが行われ、
今ではコウノトリが大空を舞う姿を見ることができるようになりました。
コウノトリ野生復帰の取組みは、
失われてしまった自然や文化を再生し、創造していく挑戦で
こうした取組みや、自然、歴史、伝統、文化に根ざしたまちづくりを紹介し
全国の皆さまに知ってもらう為に
『豊岡エキシビション(展覧会)』が開催され
豊岡にお越しいただく「取材プログラム」の案内もされました。

まず、市長さんのプレゼンテーションで和やかに始まりました。



3回目となる今回の「豊岡エキシビション」は
『開かれた扉・未来への挑戦』がテーマで
豊岡の取り組みを、トークや映像で紹介されました。

短編映画で、豊岡が紹介されましたが・・・
う?む、? 
この?が、いいのかも?
「めでたいヤツららら」(映画タイトル)みなさんも見てくださいね。

続いて、『豊岡放談』と題して
豊岡市民4名の方が、豊岡の魅力を語られました。

当会代表は、
「コウノトリのために2時間湿地作業をして汗を流し、
城崎温泉に入って心も身体も気持ちよくなる」とPR。
城崎温泉但馬屋の女将さんは
「さりげなく、優しいおもてなし」を大切にしておられること。
出石まちづくり公社で観光ガイドをされている堀川さんは
お天気や、季節によって心を配られてガイドされている様子を
楽しくはなされていました。
コウノトリ育む農法に取り組まれている
根岸さんは、田んぼの生きもの調査をして
無農薬にすると、生きものが100倍1000倍になって増えることを
目を輝かせて話されていました。



市民の生の声を聞いていただき、
豊岡を身近に感じていただけたのではないかな?と思いました。

交流会にも大勢の方で賑わい
「コウノトリと生物多様性紹介コーナー」では
多くの方が立ち止まって写真を撮られたり
パネルを読んでおられまいした。



コウノトリツーリヅムに挑戦中の吉元さんと
戸島湿地の作業に励む渡邉さんと一緒に、一生懸命豊岡をPR。



コウノトリ湿地ネット紹介コナーでは
コウノトリの絵葉書と『お帰りコウノトリ』(書籍)を販売。
絵葉書80枚、書籍は完売となりました。
童心社の橋口さんも、応援に来てくださいました。



会場では、スタッフの方が汗びっしょりになって働いておられ
意気込みを感じました。

予定人数を大幅に上回り、盛会に終わった、『豊岡エキシビジョン2011』
豊岡の魅力が、ひとりでも多くの方に伝わりますように。


5月7日(土曜日)の午後
円山川菜の花の会主催の清掃活動に参加しました。

『菜の花の会』は円山川付近で、清掃活動をされている団体です。
平成10年秋の台風10号によるごみが、
円山川のあちこちで見られ
平成11年4月に第1回目の清掃活動を開始されました。
今回で13回目とのことです。



一番多いのが発泡スチロールで
それと、買い物袋やお菓子の袋、農業用の資材。
ジュースのペットボトルや缶、ビール瓶、
なかにはタイヤや自転車、電化製品、ガスのボンベもあります。
釣り人の多いところは、釣り糸や針といったものがたくさん落ちています。



清掃活動は、草が大きくならない4月を中心にされ
ちょうど円山川に菜の花ならぬセイヨウカラシナの花が咲く時期なので、
円山川『菜の花の会』と名付けられたそうです。

菜の花の咲く、美しい風景をいつまでも・・・

それにしても、このゴミの多さは・・・



ゴールデンウィークが始まりました。
4月29日(金曜日)と30日(土曜日)
宮村会員がククヒ湿地の作業をされました。

以前から少しづつ手入れをされており
30日に私が伺った時には、一生懸命畦の修復をしておられました。



ひとつ上の湿地には、畦が出来上がっていました。



小雨が降る中の作業で・・・
コウノトリが舞い降りてくれることが、何よりの喜びとのこと。

さぁ、明日から私もがんばろう。



くくい湿地での給餌を終了しました

2011年2月4日から始めた、くくい湿地での給餌を4月1日をもって終了しました。
今年は例年になく寒い日が3月まで続き、とうとう、3月中も給餌してしまいました。
くくい湿地でも、オタマジャクシが見られるようになり、給餌の役目も終わりと
感じ、終了しました。

今回の給餌を通じて、感じたことを少し書いていきたいと思います。

まず、経過としては、鳥インフルエンザの影響で、郷公園内、西公開での
給餌が中止されたことに加え、雪の量が非常に多く、採餌する場所がなくなって
来ていると判断し、給餌を開始しました。
野外コウノトリに対する給餌の是非が言われていますが、現在の豊岡のコウノトリは
まだまだ、野生復帰したと言えないと思います。今年の積雪など、状況に応じて
人間が援助してやることは、野生復帰への道のりの一過程と思っています。
餓死させるような事態は絶対にあってはならないことだと思います。

くくい湿地で給餌したのは、前回2007年の鳥インフルエンザ時に、郷公園が
ここで給餌したこと、また、くくい湿地には通年コウノトリが飛来していること
から、決めました。
結果としては、まず、餌を安定して食べに来るまで、1ケ月弱かかったこと、
やってきた個体は0002の1羽のみだったことです。

ここから考えられることは、給餌するには、早い段階で決定し、ある程度安定して
コウノトリがやってくる状況を作っておかないと、間に合わないということ。
それから、豊岡でのコウノトリの縄張りを把握して、何か所かに分けて給餌する
必要があること。縄張りが形成されていないところも、給餌場所として確保する
必要があること、などです。

給餌を成功させるには、選んだ給餌場所が本当に適しているか、コウノトリが
採餌できているか、給餌する人間にとって過度の負担にならないか、給餌期間、給餌量
など細かな検討が必要だと思われます。
今年の鳥インフルエンザは今年の特殊な事情とはとても思えません。これからは
毎冬必ず鳥インフルエンザを視野に入れた対策が必要となるでしょう。

次の冬に向けてさっそく、適切な給餌対策を考える必要があると思われます。

給餌の必要が無くなる時をつくり出すまでがんばりましょう。

宮村さち子

35日(土曜日)の夕方
コウノトリ文化館で、
6日から始まる写真展の準備の途中におじゃましました。

『倉敷コウノトリの会』の津崎会長と林さん
豊岡市のコウノトリ仲間が集まっておられました。




J0006の飛行ルートが展示してあります。
林さんが自ら考え、作成されました。
飛行ルートには、ちゃんと番号がふってあり
J0006の移動が一目で分かります。



北垣さんが展示を担当され、慣れた手つきできれいに並べられていきます。
その様子を、豊岡のコウノトリ仲間が見守っています。



津崎会長と林さんは、早速新聞社の取材を受けられていました。
お二人の息は、ピッタンコ!
津崎会長さんは、『倉敷コウノトリの会』の軸であり
林さんの一番の理解者です。



林さんが撮られたJ0006の写真を見ていると、コウノトリの表情が分かってきます。
それは、
林さんがJ0006と時間をかけて結んでいかれた、信頼関係の賜物だと思います。

今回の写真展は、
飛翔の姿はなく、表情を捉えた写真で構成させていて
彼女の想いが伝わってきます。

この写真展は、豊岡市がスタートです。

彼女は豊岡が好きで、好きで、大切に想い・・・
私たちは、その想いに答えているでしょうか。

かぎりなく、やさしいJ0006の表情から・・・
問われているような気がします。