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コウノトリ湿地ネットブログ - 活動報告カテゴリのエントリ

8月30日(木曜日)19時より
東京大学大学院生と田結地区の皆さんとの交流会が
田結地区公民館で開かれ,当会からも代表と事務局で参加させて頂きました。

農学生命科学研究科 保全生態学研究室の西廣助教授の司会により
和やかに進められました。



西廣先生は、
「5年前に田結地区に来田ときと比べて、社会的にはラムサール条約に登録させたこと
自然環境では、畦が補強され水生昆虫が増えている。
シァジクモなど
全国的に減ってきている生きものが見つかった」と話されました。

研修生の方がひとりづつ自己紹介され
・東京育ちで里山環境を見たことがない・・・近所に豊岡出身の人がおられて
・ウミガメの研究をされている方
・ウシガエルの駆除がゲンゴロウにどのような影響を与えているかの研究をされている方
・藻の研究をされている方
・カエレの研究をされている方
・イネの高熱傷害を研究をされている方
・アライグマと在来のタヌキの研究をされている方
・将来この地区をどうしたいか・・・女性の方に聞き取りをしたい
など、研究内容や実習の予定を話されました。



田結地区で結成されている、
『案ガールズ』さんを中心に、聞き取り調査をされるとのことで
懇親会でも、会話が弾んでいました。

夜は更け、案ボーイズ?さんたちも大いに盛り上がったとのことでした。



 
パタパタ18号(2012年8月1日発行)を発行しました。今回はルーマニア特集です。
「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約に登録されました。広報誌パタパタから
ご覧下さい。
平成24年度活動計画
 1.はじめに
 
    コウノトリ野生復帰は、今、また大きな一歩を踏み出しつつあります。今シーズンの繁殖は7巣で成功しており、15羽ものヒナが巣立ちする勢いです。合計で約60羽という多数になることに加え、3巣で第3世代が生まれたこと、京都府京丹後市という兵庫県外で初の繁殖となり生息域が拡大したことは、野生化が順調に進展していることを示すと同時に、コウノトリ自身が私たちにこれまで以上の「取組む覚悟」を突き付けているかのようです。

現状では、コウノトリの生き抜こうとする圧倒的な力を前にして、私たち人間の行動が追い付かず、コウノトリの勢いと受け皿整備がアンバランスになっています。たかだか放鳥後数年で「生きもの自身に任す」などは、責任放棄でしかありません。また、野外繁殖対策は専門家だけに任すものではなく、とっくに地元行政と市民の手に委ねられているにも係わらず、対策の遅れから野生のエヒメペアの繁殖がならなかった事例を見ても、私たちの力量が不足しています。その点、市民グループだけで繁殖成功に導かれた京丹後市の例は多いに敬服するものです。

この後も幼鳥が次々と性成熟年齢に達していくので、おそらく来年には個体数が過去最多になるでしょう。市外に出ていった個体が3羽を除いて全て帰って来てしまう現状の中では、今春に見られた近親婚の増加、既存ナワバリへの侵入や闘争などがますます顕著になるでしょうし、市民との各種トラブルもありそうです。増えたコウノトリたちとどう付き合ったらいいのか。毎日が未知の世界になりますので、真摯にコウノトリに寄り添いながら学び、行動し、かつ子どもたちに地道にコウノトリの生態知識を普及啓発する取組み強化が必要です。

京丹後市での繁殖は、全国展開方針のないままの出来事でした。国内で一度野外絶滅した種の野生復帰には、長いスパン(例えば100年以上)での方針・対策が必要であることはもちろん、渡り鳥の場合は市・県はおろか、国境を越えた広いエリアを対象としなければなりません。長い年月を経ることで健全な地域個体群が各地で多く形成されていくのであり、そうして種の保存が持続可能となるまでは全個体の管理、定着や営巣等への誘導、各種サポート等の人的措置(介入)が生息環境整備と一体的に必要です。そのため、国・県・市町村の行政、研究者、コウノトリを飼育している動物園等と市民・NGO・企業等による連携プレーが求められており、それぞれの任務分担(責任)、お金、人的配置等に関する合意形成(ルール化)が必要です。日本のみならず、本来の生息域である極東アジア全体の中でコウノトリという種を将来に渡って健全に生息させるための戦略的議論を始めなければなりません。

当会は、これまで行ってきたコウノトリ生息に向けて取組まれている各地の人たちとの情報交換・連携をさらに進めながら、大きなテーマの中で何が当会で担えるのかを見極めつつ積極的に行動していきましょう。

当会の基本行動は餌場になる湿地づくりです。個体数増加の推移を冷静に見つめながら、ハチゴロウの戸島湿地、休耕田を活用したビオトープ(ククヒ、法花寺)、田結地区放棄田の湿地づくりを連綿と進め、コウノトリに直接的な餌場を提供していきます。その中でコウノトリの動向を見ながら、給餌問題についても継続の是非を判断していきたいと思います。部外の方に野生復帰を現場で理解してもらうために、来訪者にはできるだけ作業への参加を促したいと思います。

また、今年度末には国土交通省による加陽湿地がほとんど完成となる見込みです。市内2つ目の大規模湿地であり、市南部での餌場の拠点となりますので、管理団体との連携を深め、餌場ネットワークの形成に努めたいと思います。
この7月には円山川下流域がラムサール条約湿地に登録されますし、市では生物多様性の地域戦略の今年度末策定を予定されています。これを機に、豊岡全体の生態系構築に向けた大小様々な生物ホット・スポットの更なる増設・配置や小さな自然再生の取組みが進むよう様々に働きかけを行っていきたいと思います。休まず継続的に、一つひとつステップを踏みながら進んでいきましょう。
 
2.今年度の重点的取組み

(1) 引き続き、豊岡で暮らすコウノトリの毎日の観察を続けます。
   

コウノトリの増加に伴い、日常的な個体観察がますます重要となっています。観察体制の
強化を 図り、目撃情報網の拡大と質的向上に取り組みます。


コウノトリがいつ、市内のどこに舞い降りているかの目撃情報網に市民誰もが参加
できるよう、その仕組みづくりを行政と協議しながら取組みます。  
まとめたデータは、各機関と連携して野生復帰に有効に活用できるように図っていき
ます。

(2) 「ハチゴロウの戸島湿地」の良好な餌場づくりに引き続き取り組みます。

今年4月から施設の指定管理者第2期目に入りました。相変わらず課題が次々と出ていま
すが、初心を忘れずに管理と餌場づくりに邁進してまいります。

○イベントを催します。 →今年も秋に「ハチゴロウの戸島湿地まつり」を開催します。

(3) 田結地区放棄田の自然再生をさらに進め、コモンズ再生に関する研究も取り組みます。
 
(4) 休耕田ビオトープを継続・拡大して取組みます。

今年度からククヒ湿地に加え、法花寺地内にもビオトープ田を拡大します。生きもの観察
会等、誰でも参加できる楽しい催しを企画します。

(5) 豊岡市内での湿地再生グループとの交流を促進し、湿地ネットワーク化を図ります。

市主催の勉強・交流会に積極的に参画するとともに、少人数でも各現場を訪問し合うよう
にします。
 
(6) ラムサール条約登録湿地のグレードを高める取組みを進めます。

7月にルーマニアで開催のCOP11で円山川下流域が登録されます。当会と田結地区の
8名が参加します。円山川下流域の自然再生をさらに取組み、生きもの観察会、ウォーキ
ングやごみ清掃なども各機関、団体と連携して進めます。
 
(7) 組織強化を図ります。

会員の拡大とともに、実活動会員の増加に努めます。


 

ラムサール登録で 豊岡はどうなる? 豊岡をどうする?

2012年7月24日夜、コウノトリ文化館でセミナーが開かれました。

パネリストとして、JAたじま、円山川漁協、コウノトリの郷公園、コウノトリ市民研究所、コウノトリ湿地ネット、そしてラムサールセンター事務局長の中村さんが参加されました。
市民50名余りの参加があり、討論はラムサール登録でこれからの豊岡はどうなるか、どうするべきかを巡ってなされました。



(コウノトリ共生部部長より開会の辞)

まず、ラムサールセンターの中村さんから、「ラムサール湿地としての豊岡」と題して
、これまでのラムサール条約始まりからの経緯、そして、登録された「円山川下流域・周辺水田」についての話をして頂きました。
今回の豊岡の登録は、登録するための重要な湿地の条件の中から、1、絶滅の恐れのある種や生態学的群集を支えている湿地 2、魚類の食物源、産卵・生息場、漁業資源の回遊経路として重要な湿地 の2点を満たすものとして選ばれた。そして、河川法の改正によってもたらされた、環境省と、国交省の連携が「円山川」と、登録地に川の名前を初めて入れることになったこと、そのことが、これからの日本の環境保全に対して新しい可能性を開いたのではないかと話されました。



(ラムサールセンター中村事務局長)

その後、これまでの取組みを発展させるには、豊岡の将来について、を巡って討論がなされました。

各団体からは、それぞれの今までの取組みを踏まえ、さらに継続する形で取り組んでいきたいとの
発表がありました。

●コウノトリを入口として、豊岡の環境を考え、行動するきっかけにしたい。
●子供たちが自然に親しみ、若者が定住して支える町にしたい。
●ラムサール登録を、今回の範囲に留まらず、コウノトリが舞う、地域の範囲まで広げたい。

等々の発言があり、これからの私たち、地元の取組みがカギを握ることを感じました。
 

ラムサール条約締約国会議参加

2012年7月6日、7日と、ルーマニアの首都ブカレストで開かれたラムサールCop11に豊岡から参加しました。参加したのは湿地ネット会員3名と田結地区住民4名の7名です。会議は7月6日?13日の間開かれましたが、私たちは6日のNGO会議及び、7日のラムサール条約登録認定証授賞式、ブルーグローブ賞の授賞式に参加しました。

ブルーグローブ賞は湿地管理の実践例となる湿地に「ブルー(青)賞」を、逆に脅威にさらされている湿地に「グレー(灰)賞」を設定して、世界中からオンラインで投票を求め決定されたものです。今回はブルー賞が6ヶ所、グレー賞が5ヶ所の受賞でした。
ブルーグローブ賞は円山川がアジアで唯一受賞し、豊岡から参加した市民が賞状を受け取りました。

 世界中から集まった人々に圧倒されっぱなしの2日間でしたが、世界中に湿地を守るために努力している人々がこんなにいること、そして、私たちの円山川流域の環境が高く評価されていることを改めて実感しました。世界の評価に対して恥じないよう、これからもがんばっていかねばと感じた次第です。


(事務局長から認定証を受け取る豊岡市長)


(市長を囲んで記念写真)



(本会議場 予定時間を超過して続けられました)



(晩餐会、各国の人々でとても混雑していました)



(7日 ブルーグローブ賞を受賞して、豊岡からのメンバーと主催者及び他の国の受賞者です)



(広い会場にブースがたくさんありました。豊岡市のブース)



(今回日本は9箇所が受賞しました。これはその中の一つ、広島県の宮島です)



(チャウシェスク大統領の残した「国民の館」 今回はここで全ての会議が行われました)


(ルーマニアは農業がさかんです。街中にこのような市場が出来ています)


(今回の旅行で私たちを支えてくださったガイドと運転手のお二人。このお二人のおかげで、無事に旅行を終えることが出来ました。)