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コウノトリ湿地ネットブログ - 活動報告カテゴリのエントリ

パタパタ39号を発行しました。
今号では今年のコウノトリの繁殖の様子と、前号に続き
2017年の戸島での繁殖の記録の後半をお送りします。
 
8月4日(土曜日)の午後
鳴門市にて『コウノトリ市民科学』(参加型コウノトリモニタリングシステム)の
勉強会を開催しました。
(キョーエイ駅前店さんのご厚意により会場を貸していただきました)
 
担当の永瀬さんより、調査員登録・目撃情報登録方法を説明させていただき
早速に、登録していただき
参加者の皆さんから、ご質問やご意見を伺いました。


鳴門市では、9羽のコウノトリが過ごしています。
皆んさん、ホームページやフェイスブックなどでも情報を発信しておられて
今年巣立った幼鳥が水路で動けなくなっている際にも
日頃の観察力と市民の連携で素早く救助されました。
 
 勉強会の会場の近くで、コウノトリの写真展も開催され
来館者の方が熱心に見ておられました。

 
今後、各地で皆さんのご意見などをお聞きし
勉強会を重ねていく予定です。
 
開催を希望される地域、団体の方がおられましたら
事務局までお知らせください。
 
よろしくお願いいたします。
7月28日(土曜日)毎年恒例となった
「大山ねず命神示教会」の「豊岡わくわく自然学校」が
田結地区で開催されました。



当会からは、佐竹代表と永瀬さんが参加し
「大山ねず命神示教会」の皆さんと
田結地区役員、アンガールズと一緒に
「小さな池づくり」をしました。



暑いなかでの作業で、皆さん大変だったと思います。

毎年、皆さんで力を合わせて作業をして
自然に触れ、生きもののに思いを馳せています。

来年も、よろしくお願いいたします。


 
7月14日(土曜日)
ハチゴロウの戸島湿地にて
『コウノトリ市民科学』アプリの勉強会を開催しました。

永瀬さんより、『コウノトリ市民科学』についての説明の後
個別に、ダウンロードをして
データ入力の仕方をお伝えしました。

参加者の皆さんと、『参加型モニタリング』の意味を共有して
情報交換をしました。




過去のデータも入力できるので(2000年より)
今までの観察記録から、初飛来日、再飛来日、巣立ちや
亡くなってしまつた個体の、在りし日の姿を偲んで入力することもできます。

自宅のパソコンに眠っているコウノトリたちを
甦らせ、皆で共有するデータベースに記入することで
未来へとつないでいけるのです。

時間と心に余裕のあるとき
分かる範囲で記入していただけると嬉しいです。

全国の皆さん、よろしくお願いいたします。


 
6月30日(土曜日)〜7月1日(日曜日)
「第5回コウノトリの生息を支える市民交流会」を開催いたしました。
(日本コウノトリの会主催)
会員を中心に、各団体の紹介などコウノトリで繋がる人から人へ、
広報をしなくても90名の皆さんが参加してくださいました。

 
恒本副代表より主催者として参加してくださった皆様へ感謝の気持ちをお伝えし
豊岡市長の中貝宗治様より歓迎の挨拶
コウノトリの郷公園副園長の高垣正広様より来賓のご挨拶をいただきました。 
 
佐竹代表より、『一年の歩みと課題』について報告してから
参加してくださった各地の歩みと課題について
報告を聞き合い討論会をしました。

京丹後市 東播磨 鳴門市 西予市 雲南西小学校の取り組み他 鴻巣市 
小山市 越前市 小浜市 韓国の順にお話いただきました。




 
その後、昨年度から進めている
「コウノトリ市民科学」について鷲谷いづみ教授(中央大学理工学部)より説明していただきました。


 
鷲谷先生は「ユニークな生物多様性市民科学への期待」と題したお話で
市民がデータを集めて、分析・評価で主導的な役割を果たす科学の営みと話され
情報学と保全生態学の協働による生物多様性市民科学の研究を
10年近く続けてこられました。
このプロジェクトは
「コウノトリとの共生」、ひいては「自然との共生」のための市民科学で
コウノトリにやさしいまなざしを向け、地域を越えてつながろうとする人々の絆、
生物多様性の保全・自然再生に取り組む地域と若い研究者の絆、
「未来の市民」や「未来の研究者」との絆を結ぶものと話され共鳴しました。

 
続いて、コウノトリ目撃情報アプリについて安川雅紀先生(東京大学地球観測データ統融合連携研究機構 特任教授)より
Web版のデータ(目撃情報)の流れや登録や入力の仕方を教わり、データ公開までの流れや、アプリケーションの機能について説明していただきました。
今後の予定として、データアップロードの効率化や地域のニーズに応じたページを作成したり、適宣、各種機能を改良していきたいとのことで
7月1日の公開後も、皆さんのご意見を聞きながら改良していきたいと、
市民に寄り添い、進めていただいています。

その後、スマートフォン版のコウノトリ目撃情報アプリについて
服部純子(東京大学生産技術研究所 特任研究員)より
データ(目撃情報)の流れや登録や入力の仕方を教わり、
データ公開までの流れや、アプリケーションの機能について説明していただきました。
 
交流会の最後に、鷲谷先生、安川先生、服部さん
それから、2002年から目撃情報をまとめ発信している宮村さんへ
感謝の気持ちを込めて、豊岡カバンを贈らせていただきました。


 
交流会・学びのあとは、夕食会を兼ねた懇親会、2次会と深夜まで懇談は続きました。


翌朝は8時より、公開式をして
アプリ勉強会を開催し安川先生、服部研究員
東京大学大学院の井上さん、中央大学の梶原さんにもお手伝いいただき
ご自分のパソコン、スマホでダウンロードをして実際に入力してみました。

 
これで完成ではなく、今後も使ってみて改良点などがあれば
随時対応してくださるそうです。





最後に、東京大学大学院の井上遠さんから
皆さんが入力されたデータがどのように生かされるのかをお話くださり、
鷲谷先生、安川先生、服部さん、井上さんと
丁寧に説明していただき
参加型のモニタリングの意味を分からせていただきました。


 
勉強会のあとは、日高町広井地区の人工巣塔



早速に、アプリへ入力されていました。



伊府湿地



伊府湿地では、ひろちゃんクラブの長岡さんよりお土産をいただきました。



土居井堰を回り


 
出石そばでき昼食を囲み、散会としました。
 
今回、高校生が5名参加しくださったこと(香住高校・近畿大学付属豊岡高校)
総合司会を、地域おこし協力隊で当会会員の永瀬さん
アプリのダウンロードなどのお手伝いをしてくださった
東京大学大学院の井上さん、中央大学の梶原さん
夕食会の司会も松本大学の田開さん
東京農工大学大学院生の小松さんが快く勤めてくださいました。
各地からの発表も、東播磨の中村さん、鳴門の浅野さんが地域で
親身になって活動されていて
若い世代へ希望を感じた交流会でした。
 
「来年はどこでされますか?」
「コウノトリが好きなだけで、参加しましたが考え方の世界が広がりました」
「懇親会でゆっくり話せました」
「アプリはできないし関心もなかったけど、コウノトリのために挑戦しますわ」(70代)
「コウノトリの生態について、観察されている方の話を聞きよくわかった」
 
たくさんの感想をいただきました。
 
各地からの報告については、割愛させていただき申し訳ありません。
今後、何かの形で、ご報告させていただきます。

討論会は、いつもの如く時間が迫り充分な時間が取れませんでした。
その中で
観察マナーについては、地域で温度差があるように感じました。
まずは、その場に出会った人で声をかけあうことが大切ではないか
という意見が多かったです。

2次回でいいお話が聞けましたのでご紹介します。
「地域でルールは決めているけれど、遠くから来られた方には
せっかく遠くから御出でいただいているので
いい撮影ポイントを紹介し、地域のルールも理解してもらっている」
メーリングリストで、「
「遠くから来られている方がおられるから、少しの間写真を撮らせてあげて」
と呼びかけると、「了解」と返事が来るそうです。

また、観察チームで時間配分をして
早朝が得意な人、午前、昼食時、午後、塒入りと
チームとして観察されておられる地域もあり
幼鳥の事故などにも、速やかに応対されています。

人間関係をよくしないと、
コウノトリを守れないという意見が多く聞かれました。

飲食、寝起きを共にし学び、憩い、語り合う機会は
人と人をより近づけてくれます。
 
事務局として至らない点も多々ありましたが
講師の先生方
参加してくださった皆様、支えてくださっている全国の皆様
ありがとうございました。