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コウノトリ湿地ネットブログ - 活動報告カテゴリのエントリ

10月8日9時49分爽やかな秋晴れの中、福井県越前市安養寺町にある人工巣塔の前からJ0168(かける)J0169(ほまれ)の2羽の兄弟が飛び立ちました。
朝豊岡を5時過ぎに出発し、9時20分からの「放鳥式典」に参加してきました。
会場で多くの友人に会うことができました。最初の会話は消息が途絶えたJ0041(ゆきちゃん)のことです。会話の中で、越前市の皆さんが本当にコウノトリが好きで、定着して繁殖をしてくれることを強く望んでいることがよくわかりました。
2羽飛び立つ田んぼの風景です。
 
スタートはちょっと躓きましたが、あとはしっかり飛び立ちました。
 
放鳥後子供たちが近くにつくられたビオトープにドジョウを放流して、放鳥式典は無事に終了しまた。
 
越前市の三好さんに教えていただいて、放鳥地点から北西950メールにある造成地で採餌するJ0169に会うことができました。


 
地理に越前市のコウノトリ情報に暗い私には、残念ながらJ0168を見つけることはできませんでした。白山地区のケージの上にいるJ0119J0481に会えたことで満足をして帰路につくことができました。
 
使われない巣には草が伸びていました。
 
越前市で感じたことを活動のまとめとします。
なぜ餌がいなくなる秋の終わりまでにそんなに時間がないこの時期の放鳥なのかです。
コウノトリの無事を第一に考えるとできるだけ早い時期、できれば野外コウノトリの巣立ちと同じころの放鳥時期を考えてもらいたいです。
9月15日(金曜日)の午後
毎月15日に田結地区で、湿地の保全作業をされている
アンガールズの皆さんと一緒に作業をしました。



カヤノでダンドボロギクの駆除と山裾の水たまりの補強をしました。

ミズオオバコが沢山咲いていて感激しました。

アンガールズさんより、写真提供していただきました。
 

8月29日(火曜日)、神戸市教育会館で開催された、
「ひょうごの生物多様性保全プロジェクト団体活動発表会」に参加し
当基金から支援して頂いている活動の発表をさせて頂きました。

ひょうごの生物多様性保全プロジェクトとは
兵庫県内の生物多様性保全活動の中からモデルとなる活動を
「ひょうごの生物多様性保全プロジェクト」として選定し、
活動情報の発信や企業との連携のマッチングなど、活動を支援されています。



今年は行政との連携として、市の取り組み発表と
自然保護指導員・プロジェクト団体の活動発表が行われました。

当会は、「コウノトリが暮らすラムサール湿地の保全と活用」と題して
活動発表をさせて頂きました。



コウノトリが降りやすくするために(コウノトリの餌場づくり)、
湿地に繁茂するヨシやガマを刈り取り、
その後の草を湿地の恵みとして活用出来ないか模索している中で、
市内のペレット製造業者の川中さん(川中建築)には
ヨシを混合したペレットに利活用して頂き、
茅葺職人の三木さん(但馬茅葺き)には茅葺きの材料や
葦船つくりへも活用して頂いています。

湿地の恵みを活かしているという事を発表させて頂きました。

このプロジェクトを発展させていくために、
今後ともご支援、ご協力をお願いします。


(永瀬)
8月18日(金曜日)の午前、コウノトリの郷公園にて

『日本におけるコウノトリの調査研究プロジェクト』の
調印式が行われました。

このプロジェクトは、
韓国生態研究所研究所長のイーシー・ワン氏より
5台の発信機を贈られたことにより始まり
韓国生態研究所
兵庫県立コウノトリの郷公園が(兵庫県立大学)
韓国コウノトリ市民ネットワーク
日本コウノトリの会
の、2つの研究機関と
2つのNPOがGPS発信機をもちいて、
コウノトリの移動に関する科学的調査を行うものです。




プロジェクトで取得されたデータは
韓国生態研究所と兵庫県立コウノトリの郷公園で
共有し解析されます。

韓国コウノトリ市民ネットワーク
日本コウノトリの会は
コウノトリの移動・保護活動を公開します。



この発信機は、韓国生態研究所が開発され
安価で性能もよく、コストパフォーマンスも低いとのことです。
また、アンテナも内臓され
61gと軽量でコウノトリへの負担も軽減されているそうです。



コウノトリの郷公園では
1歳から2歳の亜成鳥に付けて
繁殖に至るまでの調査・研究を進められるとのことです。

当会は、日本コウノトリの会の事務局を務めているので
日本コウノトリの会として調印させていただきました。

贈呈者のイーシー・ワン氏は
「韓国では放鳥コウノトリ27羽の内17羽に
発信機が付けられています。
研究者だけでは、とても追うことができませんが
コウノトリを愛する人達と手を組むと
コウノトリも、コウノトリが住める環境も
どちらも守っていくことができると思います。
市民の力はとても大きく、研究者の力になります」と
話されました。

「人と人がつながり、コウノトリが真ん中にある」とも。

調印までのご苦労を支えたのは

どんなときにも、人を信じてHappyに ♡

イーシー・ワン氏の教えです。

韓国と日本が、コウノトリを通じて
しっかり握手を交わした日となりました。



 

1カ月遅れでパタパタ36号を発行しました。
トラブル続きの今年の繁殖でしたが、簡単な
まとめを掲載しました。次号で詳しくお伝えする予定です。