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当会、会員の林晴美さんの『コウノトリJ0006の写真展』が
下記にて開催されます。
記
日 時 3月6日?3月26日まで
( 9:00?17:00 月曜日は休館)
場 所 コウノトリ文化館
(豊岡市祥雲寺127番地)
林さんは、「瀬戸内コウノトリの会」「倉敷コウノトリの会」を立ち上げ
観察・記録・情報発信・飛来地との交流・餌場作りと
パワフルに活動しておられます。
林さんの写真は、コウノトリへの愛が満ち溢れ
コウノトリと会話が出来るのでは?とさえ思えてきます。
ホームページは、熱い想いと
想いのこもった写真が満載です。
ホームページから彼女の想いをご紹介。
「私にはコウノトリの写真に関しては、夢があります。
その夢のためにも006の許へ通い続けていますが
心が躍るような、感激で心が震えるような006との糸を紡いでいかなければ」
「2008年10月25日 倉敷市の山里にて初出会い
006の孵化の瞬間、巣塔の下にいた私。
当然遠くて高い巣塔の中での、生命のドラマがはじまっているとは知るよしもない。
倉敷に帰る車の中で、006の孵化を知った。
そうか?やっぱり親鳥のあの行動は卵の殻を除いていたのだった。
巣立ちから四ヶ月め、幼鳥006との出会いが、地元、倉敷で実現出来るとは。
はじめて006と出会った早朝、冷たく澄み切った山里は出来過ぎの舞台だった。
倉敷へ何度も飛来する006を、何としても記録として残さねばならない。と、思った..」
「コウノトリの広い行動範囲がまだ把握出来ず、006に付いて行くことが出来ません。
痛切に思います、私も大きな羽根が欲しい?
それでも確かに、倉敷にいる006の確認が出来ました」
「頻繁に会っていても、見つけた瞬間は誰が何と言おうと嬉しいのであります」
「諦めて自宅に帰っていましたが、
地元の方からの連絡で超特急で駆けつけました。
今日も会えました、今日も倉敷にて確認出来ました。
地元の方に感謝です!」
「現場に着くと、006は何事もないように、ゆっくりと採餌中。
006がビオトープに入ると、私は俄然元気が出る」
彼女の日々の観察は、貴重な記録となるだけでなく
私達に、新しい発見を与えてくれています。
「006は孵化して一年過ぎました。
幼鳥として一年が過ぎ、換羽の状態を調べてみたくなり
羽根を広げた飛翔を狙っていますが、いまいち分かり易い画像が撮れません。
私の知り合いで、鳥に関して専門知識を持っておられる方がおられるので、
ご指導を頂きながら、私なりに調べたいと思います。
倉敷にいるあいだに、換羽の状態を確認しなければ」
「私が006を観察し始めて、いつも感心させられる事があります。
獲物が潜めていそうな泥地や草の根元などを知っているのです。
色んな場所に飛来しては、採餌の極意を極めているのでしょうか...」
「今日はすべての用事をきっちり済ませて、夕方に行ってきました。
写真は撮れなくても、ねぐら入りだけでも確認出来たらと。
もう一つ気になる事があり、どうしても006に会いに行かなければと。
以前観察していた時、006の歩き方がおかしい...脚を痛めたようだ。
とても気になります、大型の鳥が骨折でもしていたら命取りに直結です。
さっそく郷公園の獣医さんに連絡。
006の状況を説明、丁寧なアドバイスを聞いてもう少し様子をみることに。
でも今日はまったく痛みはなさそうで、普通に歩いていて安心しました。
コウノトリは脚を良く痛めるということで、痛い脚の方を少しでも地面に付けていたら
自然と治る確率が高いということです。
郷公園の獣医さんに見てもらうために、
今日は006の脚が良く分かる画像を公開です」
「私を意識してクラッタリング。
クラッタリングは威嚇だけのポーズと以前は思い込んでいましたが
クラッタリングは愛の挨拶、絆の深さの意思表示にも...」
「コウノトリ006は、泥の中の餌を洗って食べることが多いです。
コウノトリは洗わず、そのまま口の中にパクッと入れると以前は決めつけていましたが
006を観察して行くうちに、泥を落として食べる事もあると発見しました。
私が観察している範囲内ですが、お腹を満たし余裕がある時に洗う事が多いです」
「突然と竹藪の中に消えました。
消えた場所を推測して登っていくと、思いも寄らぬ場所にて佇んでいました。
深追いをしたくなかったので、そっと、その場所を後にしました。
この場所は後日、コウノトリ006がいない時に、改めて調べたいと思います。
何故? このような場所に?」
この写真展を、皆さまに紹介するにあたり
林さんのホームページをゆっくり読み返していました。
林さんの、コウノトリへのまなざしはあたたかく
コウノトリに対して、ものすごく謙虚です。
今回は、倉敷に定着しているJ006の写真展で
莫大な量の中から選ばれた写真が展示されます。
楽しみです。
皆さま、どうかお出かけください。