2月11日(水曜日)昨年11月に地域の皆さんが建てられた
和田山町久和田の人工巣塔に
2羽のコウノトリがとまり、1羽が上空を旋回していたと
東河地区協議会より、連絡をいただきました。
翌日には岡田の人工巣塔にもとまり交尾行動をしたそうです。
11時30分頃、コウノトリを観察されている
滋賀の若月さんより、人工巣塔にJ0160♂とJ0157♀がとまり
交尾行動をしたと連絡をいただきました。
早速に、東河地区協議会にお知らせし
巣台を寄贈してくださった「あおいほけん」さんへ
若月さんから送っていただいた写真を送らせていただきました。
若月さんによると、
「今日は近くで工事しているため、西側の巣塔に行ったのかもしれません。
近所の人は今日初めて岡田に来たとのことです。
久田和の巣塔には枝が乗っていて巣作りもしていたとのこと。
マウンティングのあとは南西の田んぼで採餌していました」
その翌日からは、久和田の人工巣塔に巣材を運び
交尾行動をしているようです。
人工巣塔を建てられた時には手作りの風連が大空を舞いました。
「東河地区の自然や風景を守っていくためのシンボルとして
コウノトリを迎えたい。安全安心な農業を次の世代までつなげたい」と
話されたことを思い出しています。
地域の皆さんの願いに、コウノトリが応えてくれたようで
とても嬉しいです。
J0160♂は、
当会が2018年に高砂市阿弥陀町で
日本経団連自然保護基金による支援を受け支柱を設置し
巣台は「あおいほけん」さんからの寄付金で造った巣塔にも
とまってくれました。
「あおいほけん」さんからの寄付金の巣台は3台あり
2018年から京丹後市市場では営巣しており
共に「あおい巣塔」と呼んでくださっています。
地域の願いにと社会の願いが一つになりました。
その橋渡しを、当会がさせていただけたことは
とても嬉しく、活動の励みとなります。
皆さんと共に、喜んでいます。
ありがとうございました。