9月20日(金曜日)朝来市山東町粟鹿地区で
J0241♂とJ0273♀が朝来市山東町で放鳥(解放)されました。
まずは、朝来市三保ペアが托卵により育てた2羽(J0269♀・J0270♂)が
放鳥され2羽とも、すぐに元気よく飛び立ちました。
J0241は、豊岡市野上人工巣塔で生まれ(4月2日)
孵化後65日に、ペア以外のコウノトリに襲われ
巣塔下の田んぼで血だらけになっているとことを保護されました。
コウノトリの郷公園で治療され元気になって本日解放となりました。
箱から出て、しばらくして飛び立ち
私たちの頭上を旋回し、コウノトリ育む田んぼに降りました。
J0273♀は、豊岡市出石町森井人工巣塔で生まれ(5月2日)
13日にペア以外のコウノトリに襲われ
巣から落とされてしまいました。
地元の方と観察者が見つけられ
豊岡市が保護し、コウノトリの郷公園で治療され育てられ
本日解放されました。
なかなか出てこれなくて心配しましたが
飼育員さんに促され、姿を見せてくれました。
小さかったヒナが、こんなに元気になっていました。
トコトコ歩いて・・・
保育園の皆さんが「頑張って〜」と声をかけると
翼を広げて飛び立ち、上空を旋回して田んぼに降りました。
その後、放鳥された4羽が上空を旋回していると
2羽が飛来し、上空5羽が旋回しJ0269は電柱にとまりました。
コウノトリの郷公園、豊岡市の連携により
負傷し弱っていたヒナ2羽が、元気よく飛び立つことができました。
朝来市では、コウノトリ育むお米づくりが広がっていて
地域の皆さんは営巣を望んでおられます。
「ここに、おってくれたらええんやけど」と
コウノトリを見つめておられました。