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コウノトリ湿地ネットブログ - 田結地区の魅力を探る Vol 2

田結地区の魅力を探る Vol 2

谷の入り口から西光寺を左に見ながら200mほど歩くと、谷は2つに分かれます。
この分岐点の左(北)にあるのが写真の畑跡です。今は耕作されていませんが、
シカ柵が張られていますので、最近まで野菜を作られていたことがうかがえます。


 
山の斜面を利用して段々畑が作られているのですが、
ていねいに築かれた石垣の綺麗さは天下一品です。
「耕作できる面積はわずかなのに」「こんなに苦労して石を積み上げるなんて」 
外部の人間からは、つい収穫量に比して過剰投資ではないかと思ってしまいます。
でも、これが田結地区に生きる人の普通の術なのでしょう。
細長い谷の両側には急峻な山が迫っています。しかも石がゴロゴロ転がっているので、
とても良好な農地にはなりそうにありません。
そんな劣悪土地に人力で石垣を築き、わずかばかりの耕地をつくり、農業を営んでいく。
黙々、黙々とクワをふるい、水を運び、肥をやって作物を育てられていたのでしょう。
そして、その横には小屋が建てられ、お地蔵さまが祭られています。
 
私には、この一画を見るたびに、
この地の人々の自然(土地)に対する態度が分かるような気がするのです。
それは、「共生」というのでもなく、「自然に抱かれる」ともちがう。
「つつましく、礼儀正しい」と表現するのがしっくりくる。
つまり、この谷での人々の労働は、
「自然への作法」のようなものによって成り立っていると感じられるのです。
 
11月15日の夜、地区の人々に対してコウノトリ野生復帰の話をする会があったのですが、
終わった後、榎本副区長からマツバガニをごちそうになりました。
「話をしてくれたお礼に、海の幸を食べてくれ」と、
地区役員を含めた10数名にふるまわれる姿は、
(こう言うと、氏は照れて否定されるでしょうが)男気だけでは言い表せない、
「大きな自然の中での作法」が脈々と貫かれているように思ったものでした。


 

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コメント一覧

Re: 田結地区の魅力を探る Vol 2
akym   投稿日時 2010-11-19 13:47
田結の人々が、段々畑のように、築き、積み上げてきた昔からの営みが、いま、将に変わろうとしているのでしょうか。
せっかく、人の手が切り開いた農地を、次代に受け継ぐ手立てをどう見つけたらいいのか。
途方もない事態が進行している、というい思いですが、また、なにもできない自分に歯がゆさを感じています。