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ブログ - oshimaさんのエントリ

第十二回田結わかめ祭りを、22日(日)に控えた田結では今、わかめ漁の最盛期です。





   4月1日の解禁時期には生育不足や、小紋(わかめの生育期に付着する白い斑点…わかめの特有の器官で「毛そう」と言い人間
では産毛のようなもので決して害になるものではありません。)などで少し心配しましたが、5月に入り、育成状況も例年通りとなり、
連休明け以降わかめ漁はまさに最盛期を迎えています。
 特に、18日からの3日は、「なぎ」と好天に恵まれ、わかめ干場は連日、干しワカメの「黒いのれん」で一杯です。


 

  今日(20日)はたまたま、港東小学校の3年の皆さんが例年のごとく社会体験学習ということで、わかめ干し体験に来られました。
生のわかめは初めてという子もいて、楽しく「乾燥塩ワカメ」や「板わかめ」を体験し、また、最後には榎本区長の釣り船で、わかめの
漁場や、「竜宮城」を見学し、楽しいひと時を過ごしました。





   いよいよ、わかめ漁場へ出発進行



  船長さんありがとう、竜宮城とても楽しかったです。



 

  いよいよ、22日は第12回田結わかめ祭りです、多くの方のご来場お待ちしております。
                                         わかめ祭り実行委員会一同



  平成10年、一羽のコウノトリが田結地区の放棄水田に目を着けたのが初
めで以降、「NPOコウノトリ湿地ネット」・「東京大学生態保全学」「豊岡市コウ
ノトリ共生課」等の皆さんが田結地区に関心を持っていただき、そしてコウノト
リの餌場とするため地区事業としての「湿地造り」へと発展しました。
 
  これを機に多くの関係者の皆さんや、コウノトリファンの皆さんが田結に
来られる様になり、どこからとなく「今までの取り組みや田結地区の魅力を
説明しながら案内してくれる人がほしい。」との声があがりました。

 これらの要望を受け、地区として「案内人育成」を手掛けることとなり、
今年3月27日、「案内人」に関心を持つ方々十数名に集まってもらい、その
趣旨や目的、今後のスケジュールなどを説明し具体的にプロジェクトをス
タートさすこととなり、次の事柄について勉強することとなりました。

 ? コウノトリに関すること
 ? 田結地区の自然と動植物に関すること
 ? 田結の文化と歴史に関すること
 ? 案内人としての心得に関すること

 趣旨と目的を説明する榎本区長と3役


    参加者との意見交換  「こんな難しいことできへんわ」 「大丈夫・大丈夫 散歩気分でエエデ」


第一回勉強会
 

 4月25日、PT第一回目の学習会として、豊岡市コウノトリ共生課の上
田課長を講師とし、案内人候補15名を集め、「コウノトリと田結の湿地」
と題し、コウノトリが絶滅に至った経過と自然放鳥までの取り組み、湿地の
果たす役割などについて勉強しました。

 
   講義する上田課長   坂本係長   宮垣君


 
  講義を神妙に聞き入る参加者のみなさん


 
  「何かご質問はありませんか?」  「質問することが解かれへんワ」


 今後は、月に一回程度の講義や実地演習を行い、今年度末までにはPTを
完了させる予定です。
 
 
 

 田結地区のシンボル的イベント「わかめ祭り」の今年度第1回目の実行委員会が開催されました。
 この「わかめ祭り」は、平成11年に当地区の特産品である天然の「神水わかめ」の天日干し設備
が完成したことを記念し、地区の活性化と「神水わかめ」のPRを目的に開催され、以降毎年5月中旬に開催しています。(一昨年は「新型インフルエンザ渦」のため中止)
 今年は12回目の開催となります。この祭りの特徴は田結区民全員が参加・参画しお客様をもてなすところにあります。開催当初から大変好評をいただき、テレビにも2回放映され、お客様も3千人から2千人と多くの皆さんが楽しんでいただいております。
 そのための実行委員会で、メンバーは地区の「水産会」「高年クラブ」「公民館役員」「女性組織」などで催しの内容や規模などを検討し実行いたします。地区以外では「JA但馬」や「JF但馬」の皆さんの協力をいただき、野菜や鮮魚などの販売も行う予定です。



昨年の第11回わかめ祭りの宣伝チラシ

実行委員会の様子


  「水産会さん、乾燥わかめは1000袋できますか。」
 「婦人部さん、わかめおにぎりは前年どうりでよろしいですか」
 「高年クラブさん、わかめ餅は去年と同じで3斗できますか」
など、催しの内容・規模・量など慎重に検討し、確認しました。

 

  

5月22日、多少の雨でも「第12回わかめ祭り」を開催いたします。
         大勢来てくださいね。








 



  昨年11月初旬「JALわくわく子供塾」の親子の皆さんが、田結湿地で体験学習として「池」を
作られてからひと冬を越し、雪も解け新たな命が息吹くころとなりました。
 そこで、「池のその後」Vol2として、その状況をお知らせします。

     次の写真は作った池の全体図と配置図です。





 一号池 お父さんお母さんが作った池
 
 現在の状況                                       作った当時の様子

  残念ながら生物の痕跡は見られませんでした。
 原因として この池は面積が小さく、深くして、川の石などを入れましたが、水路に近かったのと、取水路と排水路を作ったため、水流ができ泥で
埋まったものと考えられます。また水流によりアカガエルの卵も定着しなかったのでしょう。

  以下の写真の通り何もおりませんでした。



 池2号 子供たちが作った池
 
 現在の状況                                  作った当時の様子


  少し見にくいですが、アカガエルの卵がたくさん産み付けてありました。 約20の卵塊が認められました。
 残念ながら、植えつけた水草はすべて枯れておりました。
 


  一応、子供たちが作った2号池は成功と言えるでしょう。この卵から多くのオタマジャクシが孵り、カエルとなったらそれがコウノトリ
の餌となり、また多くの生物の命をはぐくむ食物連鎖の基礎となるでしょう。
 

 わくわく塾の皆さんへ
  あたたかくなり、この池にコウノトリが飛来し食事をする姿を是非見に来てください。
                                                   

                                               田結区 一同





 

田結地区にさしかかって、左手海岸に広がる広場は、「わかめ祭り」の会場となる「わかめ干場」、
正面の山は田結のシンボル的な「八十八か所巡り」の「堂山」、右手の小高い森が、今回紹介する
田結の鎮守様「八坂神社」です。

 登り口は、地区に入ってすぐ右手に行くと鳥居が見えます。
 138段の階段を登り切れば、正面に「八坂神社」脇社として、久西神社・愛宕神社・神水神社
その中には、八幡神社・稲荷神社が合祀され、さらに階段途中に秋葉神社と、七つの神様が祭って
あります。

 八坂神社

 田結の鎮守様で、言うまでんなく京都の「祇園さん」の分霊です。昔々(1600年頃)の鎮守
様は、次に述べる「久西さん」だったそうですが、当時の「祇園さん」崇拝ブームにより、田結の
鎮守様になったそうです。(港村誌による。)


久西神社

 祇園さんが田結の鎮守様になるまでは、田結の鎮守様として信仰されていました。場所も現在地
ではなく、祠後方右手に見える山裾にあったそうです。そこには、現在でも井戸があり、神社があ
ったことをうががわせます。

神水神社

 蚕の神様として、昔は近郷より参拝に訪れる方があったそうです。場所も、名前が示す通り、田
結の一番の景勝地「神水海岸」の山手の小高い丘にありました。なぜ人里離れた場所にあったのか?
 それは、この神様が、神水海岸に流れ着いたと言い伝えられており、また養蚕技術が大陸文明で
あった事などを思えば、この神様に古代史のロマンを感じます。


     蚕の神様 神水さん                      昔の鎮守様 久西さん
 


秋葉神社

 秋葉権現の分霊で、愛宕さんと同様火伏せ・防火の神様です。数十年前までは、「堂山」の中腹に
ありましたが、祠の改修に伴い現在地に建立しました。

愛宕神社

 京都の愛宕神社の分霊で、火伏せ・防火の神様です。愛宕さんも昔はこの場所でなく、八坂神社
後方の「犬坂(えんざか)」の中腹にあったそうです。
 

   火伏せ・防火の神様 愛宕さん             秋葉さん

 

お千度参り

 全国的には「お百度参り」が有名ですが、田結では「お千度参り」を今でも行っています。
 千本の千度札を参拝者が分担し社を周回し一周毎に一本づつ奉納・祈願します。

 1月2日に行われた地区成人式での千度参り            いろいろな願いが込められた千度札
 
 戦時中は出征兵士の武運長久を祈ったり、また、現在でも身内の大病や手術時などでは、その早期
回復を祈って行われます。

 今でも地区の定期的行事として、以下の通り行われます。

 一月二日  地区の成人式を境内で行い、新成人の前途を祈願する。
 五月二三日 北但大震災記念日に震災で亡くなった方の鎮魂と防災祈願のため。 
 九月二日  210日後、台風時期を無事に過ごしたことのお礼と、防災祈願のため。



         1月2日に八坂神社境内で執り行われた田結区成人式
 

田結一番の景勝地「神水海岸」

 田結から海沿いの林道を約1Km行ったところに神水海岸があります。奇岩が林立し田結特産の
「神水わかめ」が採れることでも有名です。私たちが幼かったころ、「土鍋会」というものがあり
カレーを作ったり、飯盒炊爨などで一日遊んだことが思い出されます。
 神水という名前は、きれいな清水が湧き出ていたことから「神の水」としてつけられたのではな
いでしょか。
 昨年、山陰海岸一帯がジオパーク登録されました。是非遊びに来てください。

       右手奥が捨ケ鼻灯台


  この岩何に見えますか 昔読んだ「ノートルダムのせむし男」に見えませんか。 オウムのくちばしの様な岩
 神水海岸までの途中にはこのような岩がたくさんあります。皆さんも是非想像を膨らませてください。

北但大震災記念碑

 集会所横の広場の山手に、高さ2m余りの大きな自然石の石碑。
 大正14年5月23日に当地域を襲った「北但大震災」震源地は田結区の沖合で、田結区の被害は
著しく、港地区における家屋倒壊率が70%であったのに比べ田結地区は83戸全てが全半壊となっ
ている。
 石碑の裏には当時の様子が記されているが、近年篤志家により御影石板に写し、記念碑の下に設置
してあります。

  震災記念碑と石碑裏面の当時の模様が記されたものを写し取った石板